アロマセラピーでメンテナンス Vol.3
今回はアロマセラピーの実践方法について説明していきます。
アロマセラピーの種類
- ●アロマバス
- 入浴時にお湯にオイルを入れます。リフレッシュやリラクゼーション効果があり、疲労回復に有効です。エッセンシャルオイルは、ミネラルソルトや植物オイルなどに希釈してからお湯に入れ、よく混ぜて溶かします。目的に合わせて足浴、手浴などの部分浴や、水とお湯の交互浴などの入り方をすると、より有効性があります。
- ●吸入
- 洗面器に熱湯をはり、エッセンシャルオイルを滴下して蒸気を吸います。その時蒸気を逃がさないために、頭からすっぽりとバスタオルをかぶります。鼻や喉など上気道の症状の緩和に効果的です。お肌のクレンジングのためにスチーム洗顔として行う事もあります。ハンカチなどに香りをしたためて携帯する、乾式吸入もあります。
- ●湿布
- 冷たい水またはお湯にエッセンシャルオイルを垂らし、布ですくい絞って患部に当てます。
打ち身や筋肉痛、肩こり緩和に使用できます。 - ●空気拡散
- 室内に香りを漂わせます。空気を清浄にする、風邪や花粉症の予防、またはリフレッシュやリラックスといった気分転換に有効です。アロマポットなどのオイルウォーマーやディフューザーといった器具を使ったり、キャンドルやインセンスなどを用いたり、スプレイを作って香りを拡散させます。芳香浴とも言います。
- ●アロマトリートメント
- 特定の手技でオイルを身体に塗ります。心と身体に作用させる有効的な方法です。オイルを体内に浸透させ体内でエッセンシャルオイルの効能を発揮させます。
- ●スキンケア
- 基礎化粧品や石鹸を作り使用します。
エッセンシャルオイルの使い方 ?乾式吸入編?
エッセンシャルオイルを活用してみましょう。
今回は乾式吸入について紹介します。
手軽に簡単にエッセンシャルオイルを使用する方法です。ハンカチ、ハンドタオル、ティッシュペーパーにエッセンシャルオイルを1?2滴含ませ、香りを嗅ぎます。香りを嗅いでいて気分が悪くなったらすぐに使用を止めましょう。また、エッセンシャルオイルが直接肌に触れない様に注意して下さい。
通常では気分転換や疲れたときにリラックス、リフレッシュすることが出来ます。
試合前には集中力を高めたり、気持ちを落ち着けかせるのに活用できます。
試合前に刺激を与えたいのか、それともリラックスさせたいのか人によって違います。
したがって、どのエッセンシャルオイルを使用するかは、本などで効用を参考にしながら、実際にご自分で香りを嗅いでどう感じるかを確認してみる事をお勧めします。またお店の方や専門家に相談するのも良いでしょう。
また、自分に好きな香りのオイルを嗅ぎながら良い状態のイメージを想像したり、調子が良い時に好きな香りを嗅いで香りと共にそのイメージを記憶させ、その香りを嗅ぐと良いイメージが出来るなどの使用方法もあります。
まずは香りを嗅いで、好きな香りを身近に活用してみて下さい。
[伊木政江]